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初・桜庭一樹さんの本。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
とある事情から逃亡者となった“ぼく”こと巣篭カナは、
逃げ込んだダストシュートの中で全裸の美少女・白雪を発見する。
黒く大きな銃を持ち、記憶喪失を自称する白雪と、
疑いつつも彼女に惹かれるカナ。
2人は街を抜け出し、東京・秋葉原を目指すが・・・。
直木賞作家のブレイク前夜に書かれた、清冽でファニーな成長小説。
幻の未公開エンディング2本を同時収録。


すっきりと「分かる」結末をお好みの方には向きません。
3つの結末が用意されてますが、
どれ読んでもすっきりしないというか、しっくりこないというか。
1つ目が一番マシかなー。
たぶん1つ目がもともと用意されたエンディングと思われる。

少女(少年も出てくるけど)vs大人の図式をシンプルにきれいに、
SF話をからめて分かりやすく書きました。
とゆー感じがして、物足りなく、ちょっと気持ち悪かった。

大人はずるくて、悪くて、汚いもので、
きれいな子供はそれに潰されないように必死なんだ、
って言われてる感じがして、嫌やった。

そんな子供ばっかりじゃない。
そんな大人ばっかりじゃない。

あたし、「大人って汚い」とか考えた記憶がないし。
大人になりたかったほうやからなー。

あ、でも、「大人になりたくない」(ような感じの)子供の描写は、
とてもうまいと思う。
現実から逃げだして、でも逃げきれず、
結局そこにくみこまれてゆくさまとか、分かりやすかったです。


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